オンライン演習「旧芝離宮恩賜庭園」が開催されました。
いつものオンライン研修のように10時頃からZoom会議室に集まり、雑談の後、会員40名が参加して10時半~12時のオンライン研修をおこないました。今回の案内はMさんです。
国指定名勝、旧芝離宮恩賜庭園は小田原藩主であり、老中でもあった大久保忠朝が小田原藩への思い入れを込めて相模湾の磯浜を模した池泉回遊式大名庭園です。
まず、この庭園の歴史、所有者の移り変わり、庭の変遷をご説明いただきました。
そして見どころピックアップとしてマツの木(雪吊り)、西湖の堤を、写真と共に他の庭園との対比を交えて伺いました。
さらにすでに演習を終えている浜離宮、旧古河庭園との対比を詳細に解説していただきました。
休憩をはさみ、バーチャル庭園散策を行いました。見どころや動植物を詳しく説明していただきました。カワセミも見られるそうです。問題として、八つ橋をどの時代のどんな状態に戻すか、という保存の問題が挙げられます。
最後に近隣の見どころの説明がありました。
Mさま 本日は年末のお忙しい時期に講師をお引き受けくださりありがとうございました。他の庭園との比較もたいへんわかりやすい研修でした。雪吊りの種類やソテツの霜よけのビフォアアフターの写真等、Mさま秘蔵の写真を拝見できたことも楽しかったです。
Wさま コロナ禍で会の活動もままならない中、Zoom 演習を立ち上げていただき、ありがとうございました。
(R.T)
旧芝離宮恩賜庭園の説明、今まで気が付かなかった事も沢山もあり、次回ゆっくり散策したいです。