留学生ガイド活動の準備:四谷=桜田門演習2023年4月29日

今日は天候もよく演習日和でした。風が強く帽子や資料が飛ばされそうでしたが、概ねガイドウォーキングには良い天候でした。Kさんの詳しいご説明にメモを取ったり頷いたり、数年のコロナ禍で留学生案件ガイドが中断された分の再勉強となり、大変学びが多かった演習でした。また、何箇所かでは有志がスポットガイドを英語で行いお互いに研鑽を積みました。

四谷見附橋
四谷見附のコースの概要を説明
大正天皇のために建てられた赤坂離宮でしたが、大正天皇は住まわれることはなく、戦後国会図書館や第一回東京オリンピックの組織委員会事務局に使用されたこともあるとのことです。
ホテルミューオータニの庭園、井伊家の屋敷跡を利用して作られました。
赤坂プリンスクラッシックハウス、李氏朝鮮最後の皇太子のお屋敷でした。
憲政記念館は建て替えのため取り壊されていました。三権分立を象徴する時計台はしっかりと立っていました。時計はスイスの時計工業会から寄贈されたものという銘板です。
外桜田門の遠景、桜田濠は満々と水をたたえていました。
最後は二重橋説明で演習を終了しました。


江戸時代、徳川幕府、江戸城、鎖国などのキーワードをもとに、各スポットの説明がストーリをもって繋がり、たいへん興味深く頭にも入りやすい演習だったと思います。またルートには江戸時代の話と明治以後の近代化の動きのコントラストも感じられ時代のダイナミックな変化を感じることができました。実際のガイドでも留学生の頭にストンと入ることと思います。
(Y.N.)

“留学生ガイド活動の準備:四谷=桜田門演習2023年4月29日” への1件の返信

  1. 憲政記念館が建て替えられるのですね!
    時の流れを感じます。
    スイスの時計工業会から贈られた時計は、当初、記念館の中に展示されていたのです。その後に三権分立を象徴する時計台を庭に作り、時計を設置したそうです。
    建て替えられても、この時計台が今の場所にあることを、願います。

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