日本橋三越本店 店内ツアー参加 2026年3月10日および11日

3月10日および11日に、重要文化財に指定されている日本橋三越本店の館内ツアーを、当会の会員向けに特別にお引き受け頂き、30名弱(10日13名、11日14名)の会員が参加しました。

当日は14時にライオン像の前に集合して、江戸時代の越後屋(三越の前身)が描かれている熈代勝覧、三越の歴史、地下鉄銀座線の柱の意匠、建物の免震構造、天女像や周囲の大理石にあるアンモナイトやベレムナイトの化石などを見学しながら館内をめぐりました。

三越ライオン像から中に入ってガイド開始を待っている参加者
江戸時代の日本橋を描いた熈代勝覧の前で。番傘の語源となった番号の入った越後屋の貸し傘をさして女将の近藤様に説明して頂きました。
女将は江戸時代の越後屋の書かれた浮世を写した帯を締めておられました。
副女将の持つ広重の浮世絵といっしょに見せていただきました。
建物の免震構造を見られる場所です。東日本大震災のときは5センチぐらい移動したのですが、建物・商品に全く被害がなく安全な避難場所として提供されたそうです。
店前の通りで重要文化財となっている建物の意匠などについてを説明いただきました。
英国製のライオン像は大戦中に供出されましたが戦後無事戻ってきたそうです。
関東大震災、大戦を乗り越え「無事帰る」の縁起物として親しまれています。
女神像は1935年に彫刻家佐藤玄々が10年をかけて制作したものでお客様に対する真心を表しているそうです。圧巻です。
3階から女神像を見ました。女神像と高さが合って良い場所です。

最後は副支配人の齊木様のご案内で、1927年創建の三越劇場で天井のスタンドグラス、ステンシル画、舞台の額縁フレームのライオンの意匠などを見学するとともに、舞台にも上がらせて頂き、緞帳が上がるのを出演者側から体験することができました。

1927年に開設され天井のステンドグラスや額縁フレーム、ステンシル画など凝った造りになっています。細部にはかくし1927年に開設され天井のステンドグラスや額縁フレーム、ステンシル画など凝った造りになっています。
舞台と客席の距離感が近く、観客から舞台がよく見えるのに加えて、出演者からも舞台の反応がよくわかるそうです。良い緊張感をもった環境になっています。
降りた緞帳を舞台からみると”火の用心”と書かれていました。初めて知りました。

案内してくださった三越の女将・近藤様、劇場副支配人・齊木様の楽しいお話と副女将・秋本様の懐かしい写真などにすっかり引き込まれあっという間の2時間でした。
大変ありがとうございました。

最後に参加者全員が特別食堂でティータイムを楽しみ優雅な時間を過ごすことができました。

注)日本橋三越では日本で最初の歴史ある百貨店を巡るツアーを毎月第2金曜日(変動月あり)に行っているそうです。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/other/other_shopnews/instore_tour.html

“日本橋三越本店 店内ツアー参加 2026年3月10日および11日” への1件の返信

  1. 母の時代からお世話になっている三越でしたが、店内のガイドは初めてづくしでした。
    天女像は、三越デパート創立50周年を記念して彫刻家・佐藤玄々が樹齢500年の檜で彫った木彫、パイプオルガンはシアタータイプとしては国内現存する唯一と知らないことばかりでした。天女像の裏側の階段を登ったのも初めて、三越劇場も観劇には行きますが、舞台に立てて出演者側になり、緞帳の裏側のお話しも興味津々でした。今度三越へ行く時の見る目がかわります。

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